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2007年07月23日
「イチャモン保護者」対応チーム発足
週末は「ハゼ釣り」に行ってきました。初心者でも十分に楽しめました。たまにはいいもんですね。新刊の締め切りも間に合いましたし、 ちょっと一休みモードです。
さて先日、私自身が「モンスター・ペアレンツ」にならなくちゃいけない話をしましたが、弁護士との顧問契約を結んだ港区に続き、 今度は京都市でも似た対応をするようです。
全国初の「イチャモン保護者」対応チーム、来月初旬に発足 (7月21日20時35分配信 産経新聞より)
理不尽な要求などで学校現場を混乱させる保護者らに対応するため、京都市教委が、 外部のカウンセラーや弁護士なども加わった「学校問題解決支援チーム」を8月初旬にも発足させる。こうした保護者については、 文部科学省が来年度から学校への支援に乗り出すことを決めているが、同チームは市教委が独自に検討を進めていた。設置は全国初という。
市教委によると、保護者の無理難題などに悩む教師が増加。 年間90日以上休職した教師のうち、うつなどの精神性疾患の占める割合は平成12年度が41・4%の12人だったのに対し、 18年度は77・6%の37人に増加している。
勘違いないようにして頂きたいのは、私は「イチャモン保護者」ではありません(笑)。校長先生含め、 じっくりと話し合いをしてきました。しかし教育について前向きな話ではあっても、担任の先生にしてみればストレスの多い話し合い。 お気の毒なかんじではありました。「イチャモン保護者」が連日のようにクレームをつけていたら、うつ病になる教師の増えるのも頷けます。
校長先生も「離職する教師が多くなっています。」とおっしゃっていました。 無料法律相談でも学校を取り巻く問題について相談される保護者の方がたまにいらっしゃいますが、 無茶で無謀な要求をされる保護者に困ってらっしゃる先生方、我々に相談されては如何ですか?
ちなみに次回の港支部の無料法律相談は、
日時: 7月31日(火)18:00~
場所: 新橋・生涯学習センター201
予約制となっておりますので、ご希望の方は事前にご連絡下さい。
投稿者 harada : 2007年07月23日 20:59
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