ひよっこ支部長の司法書士ブログ  by 司法書士法人ファルコ

東京都港区の司法書士原田正誉のブログ 会社設立、新会社法対応、遺産相続登記、抵当権抹消手続等の司法書士事務所の仕事をブログでご紹介

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2016年09月13日

エグい画かける奴と東京地検に、にらまれたやつのお話 その1

今日は、エグい画かける奴と東京地検に、にらまれたやつのお話。

といっても私の話です(笑)。

若い司法書士は、知らないかもしれませんが、有限会社が株式会社になるには、今のような商号変更ではありませんでした。

カテゴリー的には、組織変更。
当時は、株式会社には、最低資本金1000万円というのがありました。債権者保護手続きがあり、会社の純資産が1000万円超えている証明書が添付書類でした。

依頼者は、ずっと放置していた会社だから、会社の純資産が1000万円超えている証明書は、準備できないとおっしゃる。

しかし、どうしても有限会社XXXXを株式会社XXXXにしたいともおっしゃる。

仕方ないので、有限会社XXXXの解散と株式会社XXXの設立をやる提案を致しました。当時は、まだ類似商号が今より厳格だったので、この方法しかありませんでした。

依頼者は、とても喜んで帰っていかれました。

依頼者が帰られた後、応接の椅子の上に、封筒に入った100万円が置いてありました。慌てて依頼者を追いかけ、「100万円忘れてますよ。」と現金の入った封筒を渡しました。

今考えると、あれは、わざとお礼に置いていったんだろうなと思います。

というところで、つづく(笑)。

投稿者 harada : 2016年09月13日 20:29