ひよっこ支部長の司法書士ブログ  by 司法書士法人ファルコ

東京都港区の司法書士原田正誉のブログ 会社設立、新会社法対応、遺産相続登記、抵当権抹消手続等の司法書士事務所の仕事をブログでご紹介

前のページに戻る

« すみません。また夕方ドタバタ | メイン | 麻布十番祭り »

2003年08月21日

映画なにわ金融道 その3

先日簡裁訴訟代理の認定式?が港出張所の所長室であり、認定証をもらいました。司法書士会員証も新しくなり(ただ簡裁訴訟代理関係業務認定会員、認定番号が追加されたもの、以前の会員証よりちょっと濃い青色です。一部でゴールドの運転免許のような金色の会員証になるという噂がありましたが、デマだったようです(笑)。)、いつでも裁判スタンバイという状態にはなりました。

さて話はまた映画に戻ります。
撮影当日、ドヤドヤとうちの事務所に20人もの関係者が入ってきました。事務所の外にも大勢のスタッフがいます。うちの事務所の看板部分に「司法書士粕田事務所」のプレートが貼られました。外から見ると既にうちの事務所ではなくなっています。
騒然としたかんじに近所の人たちも「何やってるの??」みたいな様子で中を覗いています。主人公の灰原も到着し、いよいよ撮影スタートです。舞台は大阪という設定なので、関西弁です。司法書士役(残念ながら、私ではありません(笑)。)の人が関西出身ではないようで、アクセントに苦労してました。
なにわ金融道の作者(青木さん)の体験をベースに書かれていますので、今の不動産登記とちょっと整合性のとれていない台詞(一部法改正された部分)が脚本にありました。スタッフにその旨を伝えると、じゃあ、台詞を変えましょうという事になってしまいました。マンガを読んでいた時から「この部分おかしいな。」と思っていましたが、まさか自分が訂正できるとは思ってもいませんでした。アクセントで苦労していた司法書士役の人は突然台詞まで変更されてはまっていました(笑)。
正直言うと「保証書での不動産取引をニコニコ顔で引きうける司法書士ってこの世にいないでしょう。」と思ったり、また大阪の法務局がコンピューター庁になっているのに、無理やりブック庁の設定も変だなあと思いましたが、これらを訂正してしまうと、ストーリーが変わってきてしまうので、さすがに黙っていました。
撮影も順調に終りましたので、ずうずうしくも台本に灰原(主人公)のサインをもらってしまいました。(事務所に置いてありますので、来られた方はみてください。)

P.S.
映画のほうは、来年公開予定だそうです。興味ある方は要チェック?です。

投稿者 harada : 2003年08月21日 12:00