ひよっこ支部長の司法書士ブログ  by 司法書士法人ファルコ

東京都港区の司法書士原田正誉のブログ 会社設立、新会社法対応、遺産相続登記、抵当権抹消手続等の司法書士事務所の仕事をブログでご紹介

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2003年05月29日

キリマンジャロ-その5

12月29日。朝6時に起きてすぐ出発しました。朝飯にシェルパが現地の人が食べるトウモロコシで作った団子のようなものを持ってきました。すごくまずかったのですが、露骨にまずいとも言えないので「Good. Good. 」と言っていたら、ニコニコして大盛りのおかわりを持ってきました。私が食べるのをニコニコして見ているので、泣きそうになりましたが、全部食べました。「Noと言える日本人になりたい。」とこの時はさすがに思いました。それに懲りてその後はカップラーメンみたいなものを毎日食べてました。
登山は中学校時代の霧島(九州にあります。)以来となります。富士山にすら登ったことはないので、標高3000メートルは未知の領域です。一応未知の領域の予習のために「山と渓谷」というマイナーな月刊誌を読みました。(業界では有名な雑誌なんでしょうが、業界の人間ではないので、以来この雑誌を読むことはありません。)
植物も高山植物ばかりになり、だんだん高地っぽくなったきました。シェルパは頭の上に大量の荷物を載せ、どんどん歩いていきます。まだまだ遠くに見える頂上のことを考え、ひたすら歩きます。風景がほとんど変化しないので退屈です。途中「Last water point」という看板がありました。そこにある小さな泉で貴重な水分を補給しました。ここで補給した水を担いで登らなくてはなりません。ここまでは贅沢に水を使っていましたが、今後は節水です。どうやらこれ以降ヒゲを剃る訳にはいかないようです。登山家はこんな理由でヒゲ生やしているのかと妙に納得しました。夕方ようやく次のキャンプ地ホロンボハット(3,720m)に到着しました。

投稿者 harada : 2003年05月29日 12:00