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2004年12月17日

銀座の高級クラブ

なぜかこの2日間、裁判がらみの相談が続きました。事務所に直接来られる方、電話される方など様々です。まだうちのホームページを見て連絡したきたお客さんなら、私の「師走の事情」もお分かりになると思いますが、裁判所や東京司法書士会から連絡先を聞かれたお客さんは、そんな事情はご存知ありません。お構いなしです。(今日は仏滅だったので、まだマシですけど。) 裁判所では、丁寧にしかも無料で手続について説明してもらえますし、東京司法書士会でも無料法律相談をやってます。お客さんの中には、私が役所の人間だと思っているのか「無料で当然。」と思われている方も多いようです。一応私はこの商売で生活しておりますので、完全無料はちょっと厳しいです。 と、ここまで書いたところで、「飲食代金を払ってもらえない。」という女性からの相談がありました。未払いの飲食代金を尋ねてみると、かなり高額です。お話を良く聞いてみると銀座の高級クラブの飲食代金でした。以前ご紹介したとおり飲食代金は1年で消滅時効にかかります(検索窓から「時効」)。簡単に時効になってしまいますから、早めに手を打たなければならない代表選手です。今回は、少額訴訟をやるのが一番良さそうです。前回少額訴訟の代理人をやりましたが、今回の依頼者は大学の同級生ではありません。私が代理人になると当然費用もかかってしまいます。仕方ないので、自分で少額訴訟をやる方法を説明しておきました。 説明しながら、「今回は30分で5000円の相談料がもらえるけど、銀座でこの人と30分お話をすると一体いくら取られるんだろう?」なんてバカな事を考えてしまいました(笑)。

投稿者 harada : 2004年12月17日 06:55

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