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2004年08月11日

法廷デビューの道 その22(最終回)

今日は電車も空いていましたし、目の前の司法書士事務所もお盆休みです。本格的なお盆シーズンの到来です。だからという訳ではないですが、12日・13日の日誌はお休みさせて頂きます。強引に長々と連載を続けていた『法廷デビューの道』もいよいよ最終回です。連載中は、日誌のテーマを考えなくて良かったので、ずいぶん楽させてもらいました。週明けからの産みの苦しみを考えるとかなり辛そうです。また長期連載できるネタを探します。(ネタ募集中!!) さてラストです。時間をずらしてエレベーターに乗り、東京簡易裁判所の建物から外にでました。清々しい気分です。すっかり夕方になったので、本来ならこれから祝杯をあげるところですが、生憎風邪気味です。私「風邪治ったら、(飲み)行こう。」たーさん「うん、今日はほんとありがとね。」私「いえいえ、でもおかげで勝率100%の代理人だよ(笑)。」たーさん「このまま(他の事件)やらなきゃ、ずっと100%ね(笑)。」私「それじゃ、またね。」たーさん「うん。バイバイ。」 数日後、裁判所から1050円もの切手を貼った小さい封筒(普通だと80円か?)が届きました。見ると特別送達との記載のある封筒です。早速開けて見ると、先日の和解調書の正本でした。これで一件落着です。しかも後日、たーさんと飲みに行ったところ、相手方から入金があったようです。良かった良かった。 こうしてひよっこ訴訟代理人の私は、法廷にデビューすることが出来ました。20回以上の日誌ネタも出来ましたし、色々いい経験をさせてもらえました。依頼人であるたーさんもハッピーな結果になり満足しています。ずっと登記業務中心だと煮詰まってきますが、たまにはこんな訴訟業務も刺激があっていいかなとも思いました。長々とした連載でしたが、実際の雰囲気は伝わったでしょうか? 今後訴訟代理人やるか?って。勝てそうだったらやりますよ。いきなり勝率50%にはしたくないですから(笑)。 終わり。

投稿者 harada : 2004年08月11日 06:50

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