相続放棄・遺産相続・相続登記なら司法書士原田事務所・東京都・港区

遺産相続、相続放棄、相続に伴う所有権移転登記(相続登記・不動産の名義変更)手続をサポートします。

前のページに戻る

« 相続登記って何ですか? | メイン | 同時死亡の推定 »

2004年11月08日

被災地発行の戸籍

今日東京地方で地震がありました。ちょうどお客様がお見えになっていたので、「1階でこれだけ揺れるんであれば、震度3くらいはありますねえ。」と話をしていましたが、震源地はやはり新潟でした。新潟地方もこれだけ余震が続くと大変ですよね。不安な毎日を送られていると思いますが、復興に向けて頑張ってもらいたいと思います。

最近の相続登記の案件で、被相続人の戸籍を集めていました。相続登記には、基本的には生まれた時からお亡くなりになるまでの戸籍が必要になります。全ての戸籍が揃い、いよいよ登記申請できるという段階になったので、集めた戸籍をひとつひとつ確認していました。
「あれ?これは。。。」なんと集めた戸籍の中に今回の被災地の市区町村発行のものがありました。発行の日付は今回の地震の直前。今被災地に戸籍を請求してすぐに発行してもらえるかどうか分かりません。ちょっと不謹慎かもしれませんが、一歩遅れていたら、登記完了はずいぶん先になったのではと思いました。

うちの事務所の依頼者にとっては、良かったと思いましたが、被災地のことを考えるとそんなことばかり言ってられません。被災地発行の戸籍を見ながら、いろいろ考えてしまいました。

投稿者 harada : 2004年11月08日 23:07

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://shihoushoshi.main.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/134

コメント

コメントしてください




保存しますか?