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2004年10月27日

相続登記をしないとどうなりますか?

必ずしも相続登記はしなければいけないものではありません。現に全国各地に相続登記がなされていない不動産は沢山あるようです。しかし、その対象となる不動産を処分する場合は、相続登記をしなければなりません。

不動産をどうしても処分しなければならない事情ができて、いざ相続登記をしなければならない場合に、もし不動産の所有者がひいおじいさんの名義のままだとすると、どうなるでしょうか?

相続人は、ネズミ算式に増えていきます。つまり遺産分割協議に参加すべき人がどんどん増えてきます。周辺であれこれ口を挟む人も多くなります。お亡くなりになってすぐに、相続登記を終わらせておけば、簡単だったのに、時間の経過とともに難しくなっていきます。当然費用も高くなります。最悪なケースだと何年間も裁判しなければならなくなります。

それでは、将来その不動産を処分する予定がない場合はどうでしょうか?

あなたの世代はそれでもいいかもしれません。しかしあなたのお子さんなどの次の世代にとっては「いい迷惑です。」さらに複雑になり、時間も費用も余計にかかります。どんなに大変かは、業務日誌に具体例がありますので、参考にして下さい。

悲惨な結果を招かないためにも、もし自分名義にすべき土地や建物があるならば、今のうちに手続を済ませておきましょう。

投稿者 harada : 2004年10月27日 23:45